部会紹介

部会名称 システム運用部会
部会長 大西 淑雅(九州工業大学)
副部会長 新村 正明(信州大学)
部会長挨拶 2022年8月より部会長になりました九州工業大学の大西淑雅です。システム用では様々な課題やノウハウの情報交換が、加盟校や協賛会員にとって有益となることが多いと感じています。技術的な側面にとどまることなく幅広いテーマで、部会を盛り上げたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
最近の教育環境は1つのシステムで完結することは少なく、複数のシステム活用や連携が不可欠になっています。本部会では、「システム連携」をテーマに、インターネットサービスの活用に関する情報交換やノウハウの共有、などをトピックとして取り上げ、部会活動を進めて行きます。具体的には、各種クラウド上のLMSや関連サービスの紹介や活用事例、システム連携に関するトレンドな技術(LTIやAPI)などを取り上げていきたいと思います。
活動内容

本部会では、システムの構築・運用に関するノウハウの共有を図っています。近年のICTを活用した教育の増加を考慮し、「システム連携」をテーマに、様々なトピックをとりあげて部会活動を行っています。2022年度には、2つの部会イベント(ホームページ参照)を開催しました。また、フォーラム併設の部会ワークショップでは、「LTIによるLMSの機能拡張」の事例を紹介しました。

今後は、新村先生(副部会長・信州大学)と共に、部会活動を増やす計画です。2023年度のフォーラム初日(午前中)には、「LMSの持続的な運用・管理」をテーマに、第一部会の事例報告を予定しています。さらに、ゆるい部会ミーティングを「フォーラムの情報交換会」の直前に開催し、より具体的な情報を、対面で交換できる時間も確保しています。ぜひ、部会ミーティング(3部会とも実施予定・移動可)にもご参加ください。なお、今後の活動予定などの情報は、ホームページをご確認ください。
2023年度活動予定

1. LMSの持続的な運用・管理に関する事例紹介(2024年2月28日午前中・フォーラム併設)および部会ミーティング「LMSの持続的な運用・管理に関する情報交換会」(2024年2月28日夕方・フォーラム情報交換会)

2. ビデオ会議サービスにおけるAPI連携の事例紹介(2024年1月オンライン開催予定)
2022年度活動報告

1. ブラウザからプログラミング言語Pythonを実行できるサービス「GoogleColab」を用いて、JupyterNotebookを各自試してみる入門ワークショップを開催しました。表計算ソフトウェアでは読み込めないような巨大なデータファイルを読み込み、その統計量を計算・可視化する手順を学ぶことができました。

2. Moodleに実装されている、MoodleAPIのワークショップを開催しました。また、オンラインストレージNextCloudのAPIの使い方についても簡単に解説しました。MoodleAPIを利用することで、Moodle上の情報を取得やユーザ管理などの自動化の事例を紹介することができました。
参加者は15名。
2021年度活動報告 システム運用部会・ミニワークショップを熊本大学と九州工業大学の合同で、 2021年9月7日にオンライン開催しました。前半は「Moodleの小テスト機能の使い方と実例」、 後半は「チャットボットの試作」というテーマで、15名程度の参加者と共に、 情報交換と意見交換を行いました。
2018年度活動予定 教育システム情報学会 全国大会
実施日時:2018年9月4日(火)~9月6日(木)
2017年度活動報告 「CHiLO Book作成実習」ワークショップ
帝塚山大学の奈良・東生駒キャンパス5号館において参加者23名を得て,最新版のCHiLOプロデューサーV3.0を使ったCHiLO Book作成実習が行われました.
主催:NPO法人CCC-TIES 共催:大学eラーニング協議会 実施日時:2017年6月17日(土)15:00~18:00 電子書籍(CHiLO Book)作成ワークショップ
佐賀大学の本庄キャンパス総合研究1号館デジタルデザイン演習室において参加者16名を得て,CHiLO Book作成実習が行われました.
主催:佐賀大学 全学教育機構 クリエイティブ・ラーニングセンター 共催:大学eラーニング協議会 実施日時:2017年8月30日(水)13:00~16:00
2016年度活動報告 1. e-Learning Awards2016での講演 〜大学のオンライン教育のゆくえ:我々はどこへ行くのか?〜(2016.10.26 東京 御茶ノ水 ソラシティ カンファレンスホール)
2. TIES シンポジウム(2017.3.18 帝塚山大学)
部会名称 コンテンツ・教材共有部会
部会長 山川 広人(公立千歳科学技術大学)
副部会長 米満 潔(佐賀大学)
部会長挨拶 コンテンツ・教材共有部会の部会長を拝命いたしました公立千歳科学技術大学の山川広人です。これまで、協議会では共通教育基盤として教材およびシステムをご利用いただいておりましたが、 これを皆様のお力もお借りしながらよりを発展していければと存じております。
特に、数理・データサイエンス・AI教育やそのベースとなる高校段階での情報・プログラミング教育も、大学初年次や高等学校段階からの接続の面で重要になってきていると感じています。こうした部分の教材を、LMS等のシステム側の発展の踏まえながら拡充していくほか、その利用実践を積極的に共有いただける様なコミュニティの構築を手掛けていきたいと存じます。
活動内容 入学前・初年次・キャリアなどの共通基盤的な教材の利活用方法の共有を図る.あわせて協議会加盟大学が提供できる教材を実際に相互活用できるように教材の整備を相互に図っていく.
2023年度活動予定 引き続き、共通基盤を用いたシステム・教材の共有とその活用方法の拡大に努めていいきます。特に昨今は大学等におけるLTI(Learning Tools Interoperability)型の教材やツールの共有も注目を浴び始めており、こうしたLTIツールをどのように共通基盤に取り入れるか検討を進めていきます。また、各大学からの新たな教材の共有の実現などにも力をいれ進めていきます。
2022年度活動報告 2022年11月に、UeLA共通基盤システムの利用事例をテーマとしたミニ勉強会を行いました。勉強会では、共通基盤システムで最も利用のニーズが多い入学前教育の中での活用について、山梨大学・公立千歳科学技術大学・愛知大学の先駆的な取り組みのご紹介をいただき、教材利用の知見を深めました。また2023年3月のUeLAフォーラムでは、部会ワークショップとして、共通基盤システム内のCBTシステムの利用方法についての講習会を実施しました。
2021年度活動報告 2021年9月23日に、実利用を見据えた数理データサイエンス教材整備の情報共有会を開催しました。
加盟校による数理・データサイエンス・AI教育の先進的な取り組みのご紹介のほか、 各教育機関が抱える状況や課題について文理を問わず情報交換やディスカッションを行えた会となりました。
2018年度活動予定 • 教材整備
 ◦ Moodle, Solomon間の教材内容の差異の調査、対応
 ◦ 脱Flash対応(継続)
• 共通基盤システムの運用
 ◦ 新体制でのサーバ運用
• 企業展示(教材紹介)
 ◦ 教育システム情報学会 全国大会
 ◦ 日本リメディアル教育学会 全国大会
2017年度活動報告 第二部会では,2016年度に引き続き,教材の整備を行っています.今年度は,2月28日開催予定の総会(午前中を予定)に共通基盤教材を活用した事例報告を行い,効果の高い利用方法について紹介します.具体的には岩手県立大学の入学前教育の事例,千歳科学技術大学の情報系授業のICTを活用した反転授業の事例,愛知大学の初年次科目での反転授業の事例を紹介する予定です.共通基盤システムの利用を検討している大学の皆様は是非お集まりください.
2016年度活動報告 第二部会では,日本語・英語・数学・情報・SPI等の高校と大学の接続に関連した共通基盤教材の整備を行いました.あわせて,共通基盤システムを活用したサービス提供を開始しました.3月の総会でサービス内容の公開を行い,複数の大学機関で利用頂いています.なお,共通基盤教材の利用方法についてのワークショップも1回実施しました.
• 大学eラーニング協議会 教材利用方法研修会, 2016年12月4日, 福島県福島市
部会名称 ICT活用教育事例部会
部会長 日永 龍彦(山梨大学)
副部会長 仲道 雅輝(愛媛大学)
部会長挨拶 2022年末から第3部会長を担当することになりました山梨大学の日永龍彦です。第3部会の活動内容は、第1、第2部会と連携して,実際に協議会加盟大学が提供し合うシステムや教材等を活用して,教育実践を図り,そのノウハウや知見を協議会内で共有することです。2023年度は会員校の皆様を対象に生成AIとポートフォリオに関する利用事例のアンケートを実施しました。総会・フォーラムで結果報告と事例報告を行う予定です。また、あらためて本部会加盟の皆さんの意向をうかがい、それにそった活動を展開したいと思います。
活動内容 他部会と連携して,実際に協議会加盟大学が提供し合うシステムや教材等を活用して,教育実践を図り,そのノウハウを協議会内で共有する.eラーニング活用よる反転学習・アクティブラーニングやeポートフォリオを活用した振り返り学習など,大学間のFDに通じる取組を先導する.
2023年度活動予定 今年度の総会・フォーラムでは上記アンケートの結果概要報告と生成AIおよびポートフォリオの活用事例報告を予定している。
2022年度活動報告 2023年8月から9月にかけて、本協議会および日本リメディアル教育学会ICT活用教育部会を対象として生成AIとポートフォリオに関する利用事例のアンケートを実施した。また、本アンケートとの連動企画として、8月22日には日本リメディアル教育学会全国大会(会場:江戸川大学)においてICT活用教育部会企画により同部会及び本部会による合同セッション「Generative AI時代の到来とICT活用教育(AIを活用した教育の設計や実践)」を開催した。
2018年度活動予定 教育システム情報学会 全国大会 実施日時:2018年9月4日(火)~9月6日(木)
2017年度活動報告 1. 佐賀大学「教育関係共同利用拠点」との共催で,10大学の事例報告を行い,その内容をうけて,部会ミーティングを行った.
2016年度活動報告 1. フォーラムの基調講演の講師手配 2. 佐賀大学「教育関係共同利用拠点」との共催で,セミナーの実施 3. 「文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会中間まとめ」 に,本協議会からの要望が掲載 (P73)
Last modified: 2023年11月17日