会員各位 

アンケート調査ご協力の御礼とご報告 

会長 小松川 浩  

協議会運営に関するアンケートについて、大変多くの皆様から貴重なるご意見を頂きました。まずは、ご協力頂きました関係機関の皆様方に心より感謝申し上げます。皆様のお声につきましては、部会の世話人校及び幹事校を中心に、今後の活動方針の参考にさせて頂きます。特に下記に記載いたします本年度の計画にも強く反映をさせていただきました。なお、アンケート結果の抜粋は、協議会の自己点検の一環でHP上に公開をさせて頂きます。 

第一部会の今年度企画として、Moodle上で小テストを作成して授業で活用する方法及びそれを利用した授業の実例に関するワークショップを開催いたします。ここでは、AI活用に繋がる企画として、データファイルなどで応答パターンを指定できるPHPを活用したチャットボットを試作する方法やMoodleと連携するチャットボットの機能についても紹介します。ワークショップを9月7日に開催し、詳細は協議会HPにて公開する予定です。 

第二部会では、共通基盤教材の大学間連携による教材作成の企画及び教材利用に関する部会ミーティングを企画しております。特に、今年度は数学、英語、日本語などのレベル別テスト(CBT; Computer-based Testing教材)の共有をテーマにしており、部会の世話人校を中心に今年度中の公開を目指し取り組んで頂いております。さらに、数理データサイエンス教育に関わる教材の共同整備も進めており、こうしたセミナーも開催予定です。既に、山梨大学で作成済みの数理データサイエンス教育関連の教材については、8月11日より既に試行的に公開しております。アクセス方法については、事務局よりご案内させて頂きます。 

第三部会では、事例の共有をメインに、まずは幹事校の取組を中心に事例の共有と協議会会員への周知方法を検討しております。今年度中には、会員間で事例の共有が図れるようにしたいと考えています。なお、幾つかの大学の事例については適宜イベント情報をHPで周知をして参ります。既にHPにご案内いたしました通り、8月18日に、公立千歳科学技術大学・創価大学で実施しているCBTの事例をご報告いたしました。第二部会と連携して、こうした教材とその活用事例、入学前教育等の利用など、会員の皆様のリクエストの多い内容をピックアップして、今年度の総会フォーラムでは事例報告の場を設定させて頂ければと考えています。  

以上、今年度の取組について、皆様のお声を反映しながら進めて参ります。引き続き、積極的にご意見を頂き、また事例や教材の共有についても是非ご協力を頂ければと思います。